過去にXserverにAnacondaを導入した記事を書きましたが、データ分析とかしないWebサイト構築なのでもう少し軽めの環境を作成しようと思います。またpyenvでPythonインストールで「ModuleNotFoundError: No module named ‘_ctypes’」が出たり、その後上手くいってもpipでライブラリをインストールすると同じエラーが出たので、pyenvも使わず、今回はLinuxbrewでPython3.9をインストールして仮想環境作成用にvirtualenv/virtualenvwrapperのインストールをしていきます。
過去記事はこちらです。AnacondaのPythonは問題なかったのでAnacondaを使う方は参照ください。
エックスサーバーにSSH接続
エックスサーバーにSSH接続する際、前はTeraTermを使っていましたが、今はVSCodeを使っています。
TeraTermのログイン方法はXserverのサイトを見てください。
VSCodeのSSH接続の仕方はこちらの記事を見てください。
Linuxbrewのインストール
Linuxbrewはroot権限を持っていないエックスサーバーのようなLinuxサーバでパッケージ管理システムを利用したいといった場合に便利なパッケージ管理システムです。Linuxbrewのインストール方法はこちらを参照してください。
Pythonのインストール
以下でPythonのインストールします。
$ brew install python3 $ python3 --version Python 3.9.0
virtualenvのインストール
virtualenvをインストールします。
pip3 install virtualenv
virtualenvwrapperのインストール
virtualenvwrapperは、virtualenvをより使いやすくしてくれるツールです。
virtualenvwrapperをインストールします。
pip3 install virtualenvwrapper
virtualenvwrapperを有効するために、環境変数WORKON_HOMEを設定し、virtualenvwrapper.shを実行します。.bash_profileに以下を追加します。WORKON_HOMEの場所は任意の場所、任意のフォルダ名に変更してください。
export VIRTUALENVWRAPPER_PYTHON="$BREW_ROOT/bin/python3" export WORKON_HOME="$HOME/.virtualenvs" source `which virtualenvwrapper.sh`
以下コマンドでbash_profileを適用します。
source ~/.bash_profile
以下コマンドが認識すれば完了です。
workon --help
コメント