openCVを使うのにローカルPCではスペックが足らなかったので、GCPを利用させてもらう事にしました。
以下が前提です。
・GCP(GoogleCloudPlatform)に登録済み
こちら(https://cloud.google.com/docs/overview/?hl=ja)より登録して下さい。
・GCPにてプロジェクト作成
こちら(https://console.cloud.google.com/)よりプロジェクト作成して下さい。
①GCPにてVMインスタンスを作成
GoogleCloudPlatformのコンソールにて、作成したプロジェクト内で「Computer Engine」を選択します。すると以下のような画面が出てきますので、VMインスタンスの「インスタンス作成」を選択します。
インスタンス作成は用途予算に応じて設定下さい。私は以下のようにしました。
名前 : instance-1
ゾーン : asia-northeast2-a
マシン:n1-standard-4(vCPU x 4、メモリ 15 GB)
OS : Ubuntu (18.04 LTS)
ディスク : 50GB
HTTP トラフィックを許可する ON
HTTPS トラフィックを許可する ON
②VMインスタンスにSSH接続して設定する
[SSH]-[ブラウザウィンドウで開く]をクリックするとSSH接続されたコマンドプロンプトのような画面が表示されるので以下を実行していきます。
Ubuntuパッケージのアップデートおよびアップグレード
sudo apt update sudo apt -y upgrade
リモートデスクトップ用のユーザ作成
sudo adduser xxxxx(ユーザ名) sudo gpasswd -a xxxxx(ユーザ名) sudo
xrdpの設定「new_cursors」を無効化し、サービスの再起動、有効化
sudo sed -e 's/^new_cursors=true/new_cursors=false/g' -i /etc/xrdp/xrdp.ini sudo systemctl restart xrdp sudo systemctl enable xrdp.service sudo systemctl enable xrdp-sesman.service
sessionファイルの作成
su xxxxx(ユーザ名) cd ~ DESKTOP=/usr/share/ubuntu:/usr/local/share:/usr/share:/var/lib/snapd/desktop cat < ~/.xsessionrc export GNOME_SHELL_SESSION_MODE=ubuntu export XDG_CURRENT_DESKTOP=ubuntu:GNOME export XDG_DATA_DIRS=${DESKTOP} export XDG_CONFIG_DIRS=/etc/xdg/xdg-ubuntu:/etc/xdg EOF
Authentication Requiredダイアログの回避設定をしてpolkit再起動
cat < sudo tee /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/xrdp-color-manager.pkla [Netowrkmanager] Identity=unix-user:* Action=org.freedesktop.color-manager.create-device ResultAny=no ResultInactive=no ResultActive=yes EOF sudo systemctl restart polkit
これでリモートデスクトップ接続できるようになりました。
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