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Xserverにgitのリモートリポジトリを作成してSourceTreeで接続

こんにちは。

Githubを使用せずにXserverでgitリポジトリを作成して、開発環境と本番環境のソース管理をしたいと思います。以下のような図での運用を目指して作成します。

念のために、、この図は私の管理しやすい形を検討した結果なので、推奨されているものではありません。プロジェクト体制によって色々変わると思います。

ついでにgitコマンドが苦手(というかコマンド全般苦手…)なのでSourceTreeを使ってXserverのGitリポジトリに接続してみたいと思います。

XserverでSSH接続用鍵の取得

XServerのサーバーパネルにログインして、「SSH設定」をクリックします。

「SSH設定」をONにします。

パスフレーズを入力して、確認画面に進みます。

「生成します」

秘密鍵のダウンロードが始まります。

SourceTreeでSSH接続(Windows)

ダウンロードした秘密鍵をSourceTreeでインポートしていきます。 SourceTreeで

\[ツール\]

-

\[SSHキーの作成/インポート...\]

を選択します。

\[Key\]

-

\[SSH-2 RSA Key\]

を選択します。

\[Load\]

を選択して、先ほどダウンロードした秘密鍵を選択します。(この時、パスフレーズの入力もします)

インポート成功と「PuTTY’s」フォーマットでキーを保存してね、というメッセージが表示されます。

言われるがまま、

\[Save Private Key\]

を選択して、保存します。

すると、Windows10の右下にあるインジケーター領域にPageantというPuTTY認証エージェントが起動します。これはサーバーに接続しているときにいつでも使用できるように、秘密キーをメモリに保持しています。

これでいったんSourceTree作業は終わります。

SourceTreeでSSH接続(Mac) 22/8/17追記

MacとWindowsでSourceTreeのメニュー構成が色々違ったので戸惑いました。 ダウンロードした秘密鍵を以下に置きます。

~/.ssh/XXXXX.key

ターミナルで以下のコマンドを実行すると、秘密鍵が登録されます。

1
$ ssh-add ~/.ssh/XXXXX.key

Xserverにリモートリポジトリ(Bare)を作成

ではでは、ようやく、最初にも出したこの図で言うと真ん中の黒い部分を作成します。

XserverにSSH接続します。Bareリポジトリはフォルダ名に.gitを付ける運用になっているそうですので、非公開ディレクトリにXXXXX.gitフォルダを作成して移動してから、「git init –bare –shared」します。

1
2
$ cd git_repo/XXXXX.git
$ git init --bare --shared

SourceTreeでローカルにリポジトリをclone

ローカルのSourceTreeに戻ります。まずは先ほど作成したXserverのリモートリポジトリ(Bare)に接続します。 cloneを選択して、以下を入力していきます。

Xserverのリモートリポジトリの場合はURLは以下のように指定します。 ssh://サーバーID@ホスト名:10022/home/XXXXX/XXXXX/git_repos/XXXXX.git

ちなみに、URLを入力した時に「SSHエージェント(Pageant)は起動していますが、接続に失敗しました」という謎のメッセージが出まして、暫く接続出来ませんでした。結局、「②SourceTreeでSSH接続」で作成したppkを削除してSourceTreeを再起動して「②SourceTreeでSSH接続」をやり直したら解決しました。。ちょっと原因不明ですが、参考になれば幸いです。

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