GCP(GoogleCloudPlatform)にAnacondaを入れて環境をCloud化して、自分のPCに入っているVSCodeから繋げたら、すごく楽になるなぁと思い、実施しました。
以下が前提です。 ・PCにVSCodeがインストール済み ・GCP(GoogleCloudPlatform)に登録済み こちら(https://cloud.google.com/docs/overview/?hl=ja)より登録して下さい。 ・GCPにてプロジェクト作成 こちら(https://console.cloud.google.com/)よりプロジェクト作成して下さい。
手順は以下の通りです。
- GCPにてVMインスタンスを作成
- SSH接続用鍵の取得
- VSCodeに拡張機能 RemoteDevelopmentをインストール
- VSCodeにSSH接続用Configファイルの設定して接続
①GCPにてVMインスタンスを作成
GoogleCloudPlatformのコンソールにて、作成したプロジェクト内で「Computer Engine」を選択します。すると以下のような画面が出てきますので、VMインスタンスの「インスタンス作成」を選択します。
インスタンス作成は用途予算に応じて設定下さい。私は以下のようにしました。 名前 : instance-2 ゾーン : us-central1-a マシン:n1-standard-4(vCPU x 4、メモリ 15 GB) OS : Ubuntu (16.04 LTS) ディスク : 50GB
HTTP トラフィックを許可する ON HTTPS トラフィックを許可する ON
プリエンプティブ オン 「管理、セキュリティ、ディスク、ネットワーク、単一テナンシー」をクリックすると表示されます。たまに使う、テストで使う等で節約したい方はこちらをオンにしてください。半額以下になります。詳細はこちらをご確認下さい。
②SSH接続用鍵の取得
以下よりSSHを選択します。
別ウインドウでコマンドシェル(SSH シェル)が起動します。その画面上で、以下のコマンドを実行します。
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/home/(username)/.ssh/ というフォルダに証明書の鍵ファイルが生成されます。このファイルを以下「ファイルをダウンロード」メニューでローカルPCにダウンロードします。
以下ダイアログが表示されるので、 「/home/(username)/.ssh/id_rsa」と入力してダウンロードします。
同じように 「/home/(username)/.ssh/id_rsa.pub」もダウンロードします。
id_rsa.pubの中身をコピーして、以下SSH認証鍵にコピーします。
③VSCodeに拡張機能 RemoteDevelopmentをインストール
VSCodeの拡張機能を表示します。(Ctrl+Shift+X)
RemoteDevelopmentで検索してインストールします。
④VSCodeにSSH接続用Configファイルの設定して接続
Configファイルを以下で表示させます。
Configファイルに以下のように入れます。 Host 好きな名前 HostName XXX.XXX.XXX.XXX User XXXXXX Port 22 IdentityFile XXXXX\XXXXX\id_rsa IdentitiesOnly yes
HostNameには以下の外部IPを指定します。
IdentityFileにはダウンロードしたid_rsaファイルの場所を指定します。
接続すると以下ウィンドウを起動します。パスワードを求められたら、SSH接続用鍵生成時に設定したパスワードを入力します。
これでVSCodeからGCP(GoogleCloudPlatform)にSSH接続が完了しました。